東京月島クリニック[がん治療・生活習慣病予防・検査]

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がんリスク評価検査CRAB-U

がんになりにくい体づくりを目指す方におすすめのがんリスク評価検査

CRAB-Uとは

  • がん全般

CRAB-Uとは、がんになりにくい体づくりを目指す方におすすめのがんリスク評価検査です。

採尿による痛みを伴わない体に優しい検査であり、無理なく定期的に検査を受けることが可能です。

毒素や老廃物を体外へと排出している尿には、体の健康状態やがんリスクに関係する有用な情報が多数含まれています。それらを分析して評価することにより、画像診断ではわかりづらい微細ながん細胞やリスクを把握し、今後の生活改善や予防対策へと活かせます。採尿だけですべてが完結するため、痛みを伴わず生活にも余分な負担がかかりません。

PETやCT、内視鏡といった画像診断でがんを確認するためにはある程度の大きさに成長している必要がありますが、CRAB-Uはその前にリスクを数値で評価し、検査結果はA、B、C、Dの4段階のランクで評価します。結果に応じた方法で生活習慣を改善へと導くことを目的としています。

がんが引き起こされる原因とは

がんは酸化ストレスによる生活習慣病に深くかかわっていると言われています。環境による様々な酸化ストレスが影響で、体内に生体物質を酸化させる「活性酸素種」を発生させます。「活性酸素腫」は、遺伝子やタンパク質、脂質など体の成分を酸化物質に変えてしまいます。加齢や過労の蓄積により抗酸化力が低下すると、酸化ストレスが蓄積していきます。

酸化ストレスは、
・食生活の乱れ
・寝不足
・疲労
・喫煙・飲酒
・紫外線 などで生じてしまいます。

酸化ストレスが蓄積してしまうと、がんや糖尿病、脂質異常症の要因になってしまうことが明らかになっています

CRAB-Uの検査の特長

①炎症性疾患で増加傾向を見せるFreeDNA
健常者であっても新陳代謝によって細胞が死に、血液中にはDNAの壊れた断片であるFreeDNAが微量に存在します。一方、がんをはじめとする炎症性疾患の状態では濃度は増加傾向を示し、がん患者では健常者に比べて濃度が高いことが報告されています。血液だけでなく尿中でもFreeDNAが測定でき、酸化ストレスの指標と併せてリスク評価に利用できるようになっています。

②8-OHdG(酸化損傷DNA)を指標に分析
酸化ストレスが持続すると、遺伝子構成パーツの1つであるデオキシグアノシンが酸化した成分が増えます。それがDNA酸化損傷マーカーとして広く用いられており、生体内における酸化ストレスの指標となります。化学的に比較的安定な物質であり、二次代謝の影響を受けずに尿中に排出されるため、酸化ストレスの状態を定量的に反映するバイオマーカーとして信頼されています

③④K/Na(カリウム/ナトリウム)の比率
がん細胞が大きくなる過程では、細胞内で行われるエネルギー代謝の結果生まれた老廃物が細胞膜を通して外に出ます。その状態ではがん細胞の外側にナトリウムが増える傾向が見られます。一方、カリウムにはナトリウムを排出する機能があります。そのため、K/Naの比率が0.5以上になるように生活習慣をコントロールすると、がん細胞が成長しにくくなるといわれています。

⑤生活習慣の改善に指標となるpH値
がん細胞の栄養素は糖質です。糖質が細胞膜を通してがん細胞の中に入る過程でpHの勾配差が起こるというメカニズムに着目するなら、がん細胞の外側をできるだけアルカリ性の状態にすることで増殖を抑制できます。そして、野菜の中でもキノコ類を中心とした食習慣に変えることでpHを7以上に保てます。こうした理由によりCRAB-Uでは尿のpHをがんリスクの判定指標にしています。

こんな方におすすめ

  • がんリスク評価を知り、今後の健康維持に役立てたい方
  • 酸化ストレスを感じている方
    (酸化ストレスは食生活の乱れ、寝不足、疲労、喫煙、紫外線などで生じてしまいます)

検査の流れ

ご予約

お電話や来院時にご予約していただきます。

来院

当院の問診票などの記載。

カウンセリング

問診票に基づき、医師が検査内容についてご説明します。
ご理解の上、CRAB-Uの検査の問診票・同意書にご署名ください。

採尿

 当院にて採尿していただきます。

検査結果の説明

ご予約の上再来院ください。
検査内容について、医師がご説明します。
検査結果の郵送も可能です。

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