東京月島クリニック[がん治療・生活習慣病予防・検査]

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生活習慣病予防・アンチエイジング高濃度ビタミンC点滴

抗酸化力アップ!究極のアンチエイジング治療
美白効果や免疫力向上効果も

高濃度ビタミンC点滴

1回の点滴でおよそ25g以上のビタミンCを静脈内に点滴投与する治療法を高濃度ビタミンC点滴といいます。サプリメントなどによるビタミンCの経口摂取とは違い、血中のビタミンC濃度を一気に高めることで各種疾患の予防からがん治療まで幅広い効果が期待されます。代表的な点滴療法で、アンチエイジングから病気の予防、がん治療まで幅広く応用されており、大変人気の高い治療の一つです。

こんな方におすすめ

  • 生活習慣が不規則な方
    喫煙をする、お酒をよく飲む、ストレスが溜まりやすい
    寝起きが悪い、疲れや倦怠感を感じることが多い
  • お肌などの悩み
    シミが気になる、お肌に透明感が欲しい、毛穴の開きが悩み
    日焼けをしてしまった、ニキビや肌荒れに悩んでいる 
    お肌の弾力がなくなった、髪にコシ・ツヤがなくなった
  • 病気の予防・改善
    風邪・インフルエンザの予防、ガン予防を考えている、老化を遅らせたい
    歯周病が心配、アトピーを改善したい、うつ病・精神状態を改善したい

禁忌

G6PD異常症
当院では、事前にG6PD検査を実施しています。G6PD活性の低い方に高濃度(大用量)のビタミンCを静脈投与すると、重症の急性溶血性貧血発作を起こすことがあるからです。日本人のG6PD異常症の頻度調査では0.1%ほどと諸外国に比べて低頻度と言われています。
他院ですでにG6PD検査をお受けになっていて異常がなければ、当院で受ける必要はございません。

リスク・副作用

ビタミンCは、過剰に摂取しても、必要ない分は尿と一緒に排出されるため、基本的に重篤な副作用はありません。
下記のような軽度の副作用の可能性がございます。

血管穿刺部位の疼痛、血管痛、頭痛、嘔気など
点滴の速度を緩徐にすることで多くは解決されます。

低血糖
ビタミンCとブドウ糖の分子構造が非常によく似ているため低血糖を起こすことがあります。施術前にはある程度きちんとお食事を摂ってご来院ください。また、施術中に飴などをご用意し適度に糖分を補給していただくようお勧めもしています。

高濃度ビタミンCのQ&A

  • そもそもビタミンCの効果や特徴とは?
  • ビタミンCの働きには予防的な側面と治療的な側面に分けられます。
    1、有害な活性酸素を消失させ、過剰な酸化を防止するという予防的な面
    2、過酸化水素を発生させ、がん細胞や異物を攻撃するという治療的な面

    【予防的な側面】
    ・さまざまな酸化ストレスから身体を守り、病気になりにくくする効果
    ・動脈硬化を防ぎ心筋梗塞、脳梗塞に効果
    ・コラーゲン合成を促し皮膚や血管の弾力を保つ効果
    ビタミンCは体内に60兆個ある細胞を守る抗酸化成分です。加齢にともなう病的な老化リスクを下げる高いアンチエイジング効果により、生活習慣病をはじめ様々な病気の予防効果が期待できます。また、ビタミンCはコラーゲン合成に必要不可欠な成分です。コラーゲンは皮膚のみならず、骨、軟骨、血管や全身の組織・臓器で利用されているタンパク質であり、加齢とともに減少したり、劣化していくため、充分なビタミンCの補給が必要です。

    【治療的な側面】
    ・がん細胞だけを選択的に殺す効果
    ・細菌やウイルスなどの感染症の予防・治療効果
    ・正常細胞には悪影響なく副作用がほとんどない
    高濃度ビタミンC点滴によって、血管内や正常細胞に入った大量のビタミンCは過酸化水素を発生させますが、カタラーゼなどの酵素によって無毒化されます。がん細胞にはこれら酵素の働きが弱いため、がん細胞だけが攻撃を受けることになります。毎日約5,000個ものがん細胞が発生していることや高度な検査でも発見できない微小ながん組織の発生を考慮すると、高濃度のビタミンCを点滴を大量に投与することはがんの予防や超早期治療、再発防止に役立つと考えてよいでしょう。

    ※上記以外にもビタミンCの働きは40種以上あるということが分っています。
  • 私たちは十分なビタミンCを摂ることが出来ているのでしょうか?
  • ほとんどの動物はビタミンCを体内で作ることができますが、ヒトは進化の過程でビタミンCの体内合成をする能力を失ってしまいました。ビタミンCはブドウ糖から4つの過程を経て作られるのですが、最後の化学反応で必要な酵素(グロノラクトン酸化酵素)が、太古の昔に突然変異によって機能しなくなってしまいました。当時は、食事から充分なビタミンCを摂取できていたことや、厳しい飢餓の時期には貴重なブドウ糖をビタミンCの合成よりもエネルギーの生産に回した方が生き残りに有利だったことが理由として考えられています。

    しかし、現代のストレス社会に生きる私たちは、むしろビタミンCをもっと必要としているにもかかわらず、祖先ほどビタミンCを多く含む植物を食べていないため慢性的にビタミンCが不足している状態にあると考えられます。例えば、ヤギは体重60kgのヒトに換算して一日に約11グラムものビタミンCを体内で作っており、病気になると78グラムも作っていると言われています。わが国が示しているビタミンCの一日当たり所要量は100ミリグラムですが、皮膚や血管などで起きる過度な老化を防いだり、抗酸化力・免疫力を高めて病気に強い身体をつくっていくためには決して充分な量とはいえません。
  • ヒトは一日当たりどれくらいビタミンCが必要ですか?
  • 健康人と病気を患っている方とでは違いますが、健康人が1日に必要なビタミンCの量を考える上で参考になる報告があります。高濃度ビタミンC点滴を世界に提唱したライナス・ポーリング博士(ノーベル化学賞・平和賞受賞)の研究によると、もし初期のヒトが大型のサルと同じような食生活をしたと仮定すると、一日当たり2.3~9.5グラムのビタミンCを食べていたことになります。 わが国ではビタミンCの1日当たりの所要量は100ミリグラムですが、ビタミンC欠乏症(壊血病)の予防にはこれで充分であったとしても、加齢によって引き起こされる病的な老化リスクを下げ、健康的に生きていくためには、予防的なレベルであってもグラム単位の摂取が必要と言われています。普段の食事を工夫し野菜を多めに摂ったり、サプリメントを小まめに摂ること(次表を参照)をお勧めします。

    がんの患者さんの場合、血液中のビタミンC濃度が非常に低い(健康人の半分くらい)ことが実証されていますので、さらに多くの量が必要です。しかし、食事やサプリメントによる経口摂取では治療レベルに必要な血中濃度をもたらすことはできません。
  • ビタミンCの吸収について教えてください
  • 経口摂取の場合、60ミリグラムまででしたらほぼ100%吸収されるのですが、それ以上になると吸収率は次表に示されているように減っていきます。
    このように摂取量が増えるにつれて尿中へ排泄される割合も増えていきますので、サプリメントでの経口摂取の場合、複数回に分けて摂取することをお勧めしています。 一方、高濃度ビタミンC点滴は、血液中のビタミンC濃度をビタミンCサプリメントの経口摂取では達成できない濃度にまで一気に高めることができます。経口摂取の限界を超え、さまざまな病気の予防からがん治療までと幅広い効果が期待できます。
  • 高濃度ビタミンC点滴とサプリメント摂取との違いとはなんでしょうか?
  • 一回の点滴でおよそ25グラム以上のビタミンCを静脈内に点滴投与して、ビタミンCの血液中の濃度を一気に高める治療法です。サプリメントの経口摂取では、ビタミンCが全身の隅々に行き渡る前に酸化されてしまうため、十分に血中濃度が上がりません。ビタミンCの効果を最大限に引き出すには、ビタミンCの血中濃度がとても重要です。当院では施術の目的や症状に合わせ適正な量を決めていきます。

治療の流れ

同意書などの記入

検査について必要な問診票などをご記入ください。

カウンセリング

問診票に基づき医師が治療の内容についてご説明します。
ご納得いただけましたら、治療の同意書にご署名ください。

G6PD検査(費用別途)

少量の採血を行います。結果は数分でわかります。

点滴

必要な診察ののち点滴にて投与を行います。
施術時のご体調にあわせ滴下の速度を調整します。

料金はこちら
未承認医薬品等で
あることの明示、
入手経路等の明示
高濃度ビタミンC点滴に用いるビタミンC製剤は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものです。「医師等の個人輸入」により適法な輸入許可を得ています。日本では、未承認医療機器を、医師の責任において使用することができます。
国内の承認医薬品等の
有無の明示
高濃度ビタミンC点滴に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
諸外国における
安全性等に係る
情報の明示
高濃度ビタミンC点滴に使用するビタミンC注射製剤Ascor®はFDAによって認証されたものです。(認証年月日:2017年10月2日)
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