がん超早期発見検査マイクロアレイ血液検査
mRNA発現解析により、消化器系がんを部位特定で高精度判定する
マイクロアレイ血液検査とは
- 胆道がん
- 膵臓がん
- 胃がん
- 大腸がん
がんに関わる遺伝子のRNAの発現のパターンを解析することにより、日本人に多い消化器系がんのうち「胆道」「膵臓」「胃」「大腸」の4つのがんについて、90%以上の精度で臓器を特定して発見する検査です。
どうして、がんがわかるの?
がんが発生すると、免疫により身体を守ろうとします。この免疫による防御機構が働くことで、細胞に含まれるメッセンジャーRNA(mRNA)の発現に変化が生じることから、消化器系4つのがんに関わるmRNAの発現を解析することで、がんのリスク分析を臓器を特定して行うことができます。
がんは早期発見が重要
日本人は以前より消化器系のがん罹患者が多いことが知られています。日本人全体のがんのうち6割を「胆道」「膵臓」「胃」「大腸」が占めています。今日では、がんは早期発見により高い確率で治すことができるようになりました。しかし、消化器系のがんは、無症状で進行することが多く、発見した時には末期であったということも珍しくありません。特に、通常のがん健診では、発見が困難で症状のほとんどない膵臓や胆道のがんは、その傾向が顕著です。
検査は5.0㏄の血液の採取のみ
バリウム検査(胃部X線検査)や上部内視鏡(胃カメラ)や下部内視鏡(大腸カメラ)は検査自体の辛さや事前の制限事項などが厳しく敬遠されがちです。マイクロアレイ血液検査は採血のみで胃カメラや大腸カメラに匹敵する検査制度を持っています。
こんな方におすすめ
- 消化器系のがんリスクを調べたい方
- 喫煙や飲酒をされる方
- 生活習慣が不規則な方
- がんにかかった家族がいる方
- 何らかの事情により、バリウムや胃カメラ等の画像検査を受けられない方
マイクロアレイ検査にあたって
マイクロアレイ検査は、がんの確定診断を目的とするものではありません。
画像検査など他の検査と併せて利用するようにしてください。
マイクロアレイ検査の流れ
お電話によるカウンセリング
問診票などの記入
検査について必要な問診票などをご記入ください。
カウンセリング
問診票に基づき医師が検査内容についてご説明します。
ご理解の上、必要に応じ同意書にご署名ください。
検査
個室に移動し採血(約5.0cc)を行います。
検査結果の説明
ご予約の上再来院ください。
検査内容について、医師がご説明します。
検査結果の郵送も可能です。