がんリスク評価検査テオリア検査
「エクソソーム」を使った新しい検査
テオリア検査とは
- 膵臓がん
- 消化器がん
テオリアは、「エクソソーム」を使った新しい検査になります。エクソソームとは、細胞内の情報を運ぶ小さい袋のようなものです。その中の情報を読み取ることで、細胞の状態を知ることができます。がん細胞はごく初期からがん細胞特有の情報を有しております。それを測定することにより、早い段階でその存在を知ることができます。
テオリアでわかるがんの種類
〇膵臓がん
〇消化器がん(胃・食道・大腸・胆のうがん・肝臓)
※膵臓は含まれません。
※どの部位のがんなのかは、判別できません。
〇膵臓がん・消化器がん どちらも一緒に受けることも可能です。
→ 3つのパターンから患者様の希望に合わせて検査ができます
膵臓がんと消化器がんとは
日本の死因第1位はがんです。2人に1人が一生のうちに何らかのがんになるという統計もあり、がんは誰でもなりうる病気と言えます。
膵臓がんは、画像診断などで見つけにくく早期発見が困難であり、5年生存率が低いがんです。膵臓がん治療において、早期発見は非常に重要なポイントとなります。膵臓がんは、自覚症状が出はじめてから検査を受けたのでは手遅れになることが少なからずあり、がんが小さいうちに発見できるよう、普段から定期的に検査を受けることが推奨されています。
また、がんによる死因の中で消化器のがんは上位を占め、約半数にも及びます。がんを早期に発見することは、最適(根治性が高く、侵襲性が低い)な治療方法が選択でき、治療効果の向上に結びつきます。特に5年生存率の低い胆管がんや膵臓がんは外科的切除可能な早期に発見することによって、予後の向上が期待できるため、がんの早期発見が重要な課題となっています。
こんな方におすすめ
- ご家族に膵がん・消化器がんの方がいる方
- がんのリスクを早期発見したい方
- すい臓がんのリスク因子をお持ちの方
(糖尿病、肥満、慢性すい炎、すいのう胞、すい石症、すい管内乳頭粘液性腫瘍がある方) - 消化器がんのリスク因子をお持ちの方
(ピロリ菌感染、大腸ポリープ、B型・C型肝炎、ウイルス感染、非アルコール性脂肪性肝障害、胆のう結石、膵・胆管合流以上、胆のう腺筋腫症がある方) - 喫煙や大量飲酒される方
テオリア検査にあたって
テオリアは、がんの確定診断を目的とするものではありません。
画像検査など他の検査と併せて利用するようにしてください。
検査の流れ
ご予約
お電話や来院時にご予約していただきます。
来院
当院の問診票などの記載。
カウンセリング
問診票に基づき、医師が検査内容についてご説明します。
ご理解の上、必要に応じ同意書にご署名ください。
採血
当院にて採血していただきます。
検査結果の説明
ご予約の上再来院ください。
検査内容について、医師がご説明します。
検査結果の郵送も可能です。