東京月島クリニック[がん治療・生活習慣病予防・検査]

メールでのお問い合わせ電話0120-47-4770
TOP > 生活習慣病予防・アンチエイジング > オゾン療法(血液クレンジング)

生活習慣病予防・アンチエイジングオゾン療法(血液クレンジング)

血液中の様々な分子の反応を誘発し、
アンチエイジングに持続的効果を発揮

治療内容

オゾン療法は、1万人以上の医師により年間100万人以上の人々に行われています。1957年、ドイツでオゾン発生装置が開発されて以来、イギリス、イタリア、スイス、オーストリア、ロシアなど欧州全域で広く認知されるようになり、特にドイツでは保険適用になっており、さまざまな病気の治療法として利用されています。
血液を100ml程度採取し、そこにオゾン3%、純酸素97%の混合ガスを注入することで、血液を活性化させ、点滴の要領で体内に戻すします。
血液中のさまざまな分子(抗酸化物質、たんぱく質、炭水化物、多価不飽和脂肪酸)が反応し、それがドミノ倒し式に新たな反応を引き起こすことで、全身に好作用をもたらします。

■血液バイオフォトセラピーとの違い

オゾン療法で体感が感じられない方には血液バイオフォトセラピーをお勧めします。血液バイオフォトセラピーは、治療の効果を体感しやすい特徴があります。また、全身の酸素化や抹消血流の増加に関しても、血液バイオフォトセラピーの方が効果的といえます。
ただし、治療の持続効果はオゾン療法のほうが優れています。アンチエイジングなどで持続的な効果を期待する場合はオゾン療法を、急性の疾患などの場合には、血液バイオフォトセラピーをと必要に応じて使い分ける方もございます。これを同時に行うことができるダイナミックフォトセラピーは、オゾン療法と血液バイオフォトセラピーの双方の利点を得ることができる治療であり当院でも人気の治療の一つです。

オゾン療法の効能

  • 自己免疫力の増強
    ・がん細胞の増殖を抑えるインターフェロンの増加
    ・免疫力を調整するインターロイキンの増加
    ・がん細胞を壊死に導く腫瘍壊死因子(TNF-α)の増加
    ・白血球や赤血球の産生を促すG-CSFの増加
  • がん、悪性リンパ腫、白血病等の悪性疾患
    ・免疫力の向上、がん細胞の酸素化、正常細胞の活性化、基礎代謝の亢進による体温上昇
  • アトピー性皮膚炎、気管支喘息、花粉症等のアレルギー性疾患
    ・抗アレルギー効果
  • 糖尿病性末梢神経障害・下肢静脈瘤等の末梢循環障害
    ・末梢循環の改善
  • 肩こり、慢性疲労、冷え性
    ・血液循環の改善、細胞の修復効果
  • 狭心症、心筋梗塞
    ・冠動脈血流の改善
  • 肝炎、HIV、インフルエンザ等の感染性疾患
    ・インターフェロン等の産生による免疫力の向上
  • 病気の予防、アンチエイジング効果
    ・抗酸化能力の向上、血液循環の改善等

禁忌

甲状腺機能亢進症
基礎代謝が亢進しコントロールされていない甲状腺機能亢進症の患者様は、甲状腺ホルモンを刺激することで急激な低血圧を引きおこす可能性があります。

G6PD欠損症
当院では、事前にG6PD検査を実施しています。G6PD活性の低い方は、重症の急性溶血性貧血発作を起こすことがあります。日本人のG6PD異常症の頻度調査では0.1%ほどと諸外国に比べて低頻度です。

出血傾向の方、血小板減少症の方、消化管出血性潰瘍の方、妊婦の方

リスク・副作用

当院では重篤な副作用は見受けられません。しかし、以下の副作用が予想されます。

オゾンによる副作用
オゾンの投与量が過多であった場合、施術後にだるさを感じることがあります。このだるさは、特別な処置をしなくても、約12〜24時間程度で改善されます。
【使用する以下の抗凝固剤による副作用】
ヘパリンナトリウム(重大な副作用(頻度不明))
・ショック、アナフィラキシー
・出血
・血小板減少、HIT等に伴う血小板減少・血栓症
クエン酸ナトリウム
・しびれ

治療の流れ

問診票などの記入

検査について必要な問診票などをご記入ください。

カウンセリング

問診票に基づき医師が治療の内容についてご説明します。
ご納得いただけましたら、治療の同意書にご署名ください。

採血・オゾン注入

100~150ccの血液を採血し、医療用オゾンと混ぜ合わせます。

点滴

医療用オゾンを混ぜた血液を、点滴で体内に戻します。

料金はこちら
未承認医薬品等で
あることの明示、
入手経路等の明示
オゾン療法に用いる未承認医療機器は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものですが、「医師等の個人輸入」により適法な輸入許可を得ています。
日本では、未承認医療機器を医師の責任において使用することができます。
未承認医療機器についての情報「個人輸入において注意すべき医薬品等について」もご覧ください。
本治療の代表的な書籍とされている「オゾン療法 第2版」によりますと、以下の記載がされています。
血液クレンジングは「大量自家血オゾン療法」または「自家血オゾン療法」と表記されています。
第7章(オゾンの潜在的な毒性:オゾン療法の副作用および禁忌)より
1.ドイツ、オーストリア、スイス、イタリアで数百万回の自家血オゾン療法セッションが行われた後にも、重篤な急性または慢性の副作用や癌の発生率の増加は報告されていない.
2.これまでのところ、我々の実験データと臨床的エビデンスは何らリスクを示していない。Jacobs(1982)は、オゾン療法に考えられる全ての悪影響について慎重に調査した。オゾンは「毒性」で知られているにも関わらず、その発生率はわずか0.0007%であり、医薬品の中でも非常に低い値となっていた。
3.コネリアーノ(ヴェネト州)の病院に長く勤務してきた非常に几帳面なオゾン療法士であるGiuseppe Amato医師は、自家血オゾン療法による治療を数年間受けた患者1,000例で軽度の副作用しかなく、後遺症はなかったことをヴェローナ議会(1999)で報告した。
4.シエナ大学病院での我々の経験も重要である。我々は1995年以来、大量自家血オゾン療法を加齢黄斑変性患者で約8,000回、線維筋炎患者で約100回(~その他の投与方法は省略 ~)をしてきている。(〜略〜)2000年6月から2004年3月まで我々は、新しい無毒なシステム(ガラス等)と血液に対して正確な量の3.8%クエン酸Na(用量で1:9,又は25~225mL若しくは例外的に30~270mL)を使用し、オゾン濃度を緩やかに増加(通常10 μg/mLから60μg/mLまで)させるようにした.上に述べたすべての副作用はみられず、他の副作用も生じなかった。さらに、アレルギー様の不耐性も観察されなかった。
国内の承認医薬品等の
有無の明示
オゾン療法に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医療機器はありません。
諸外国における安全性等に係る情報の明示
本治療に使用するオゾン発生機、その専用器具はEU内における医療機器として認証されたものです(認証年月日:1993年6月14日)。
諸外国における
安全性等に係る
情報の明示
主要な欧米各国で承認されている国はありませんが、ワシントン大学医学部を始めとして、臨床試験(二重盲検無作為化試験)が開始されています。
日本は、慶応大学医学部のグループが臨床試験を行い、ヒトに安全に投与可能であると結論付けています。
現時点では、重大な副作用の報告はありません。
TOP