生活習慣病予防・アンチエイジング血液バイオフォトセラピー
採血した血液に特定波長UVB(254ナノメートル)の紫外線C波を
一定時間照射して、そのまま身体に戻す治療法
治療内容
血液バイオフォトセラピーは正式には紫外線C波血液照射療法と呼ばれます。採血した血液に特定の波長のUVB(254ナノメートル)の紫外線C波を一定時間照射し、身体に戻すという治療法です。オゾン療法(血液クレンジグ)と比べて治療の効果に即効性があります。
血液バイオフォトセラピーの治療は70年の長い歴史がありますが副作用の報告はされていません。優れた即効性と副作用のない安全性がこの治療の一つの特徴と言えます。
血液バイオフォトセラピーの効能
- 偏頭痛や慢性疲労
全身の酸素化と痛みの原因物質をブロックする作用があります。血流改善と相乗効果により疼痛を解消する効果があります。また糖代謝を促進する作用から、エネルギー源となるATPが増えます。このため、肩や腰のつらい痛みや全身のだるさの症状が消えることがあります。 - 各種の感染症、ウィルス性疾患
感染症に対して優れた効果を発揮します。特に、化膿性扁桃腺炎には高い効果が得られます。また、インフルエンザへの効果も期待されます。血液バイオフォトセラピーは免疫力のさまざまな要素を増強し、感染症に対して予防と治療効果が期待できます。
■オゾン療法(血液クレンジグ)との違いについて
全身の酸素化や抹消血流の増加に関しては、血液バイオフォトセラピーの方が効果的です。また、施術直後の体感面で評価した場合、オゾン療法よりも体感を感じられる方が多いのも特徴です。
ただし、治療の持続効果はオゾン療法から比べると短い場合もあります。これは短所であり、長所でもあります。急性の疾患などの場合には、連日でも施術が可能であり、急性のウィルス性疾患や気管支喘息にもは効果を発揮してます。
また、慢性の疲労の改善や肩や腰、全身が重く感じられるときは血液バイオフォトセラピーによりその症状を改善することができます。
禁忌
甲状腺機能亢進症
基礎代謝が亢進して、コントロールされていない甲状腺機能亢進症の患者様は甲状腺ホルモンを刺激し、急激な低血圧を引きおこしてしまう可能性があります。
G6PD欠損症
当院では、事前にG6PD検査を実施しています。G6PD活性の低い方は、重症の急性溶血性貧血発作を起こすことがあるからです。日本人のG6PD異常症の頻度調査では0.1%ほどと諸外国に比べて低頻度と言われています。
出血傾向の方、血小板減少症の方、消化管出血性潰瘍の方、妊婦の方
リスク・副作用
当院では重篤な副作用は見受けられません。しかし、以下の副作用が予想されます。
【使用する以下の抗凝固剤による副作用】
クエン酸ナトリウム
・しびれ
治療の流れ
問診票などの記入
検査について必要な問診票などをご記入ください。
カウンセリング
問診票に基づき医師が治療の内容についてご説明します。
ご納得いただけましたら、治療の同意書にご署名ください。
検査
50ccの血液を採血します。
UV照射
専用の機器にて採血した血液にUVBを照射します。
点滴
紫外線が照射された血液を体内に戻します。
未承認医薬品等で あることの明示、 入手経路等の明示 |
血液バイオフォトセラピーに用いる未承認医療機器は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものですが、
「医師等の個人輸入」により適法な輸入許可を得ています。 日本では、未承認医療機器を、医師の責任において使用することができます。 未承認医療機器についての情報「個人輸入において注意すべき医薬品等について (https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/healthhazard/)」もご覧ください。 |
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国内の承認医薬品等の 有無の明示 |
血液バイオフォトセラピーに使用できる同一の性能を有する他の国内承認医薬品はありません。 |
諸外国における 安全性等に係る 情報の明示 |
血液バイオフォトセラピーに使用する専用器具は、EU内における医療機器として認証されたものです。 (認証年月日:1993年6月14日) |